2008-01-01から1年間の記事一覧
31日は雪だとさ。いいね、いいね。
Pessimism of the intellect, optimism of the will. 高校のときに読んだ雑誌のなかで、誰か誰でもないひとが「好きな言葉」に挙げていて印象的だった。グラムシだったのか。本には内容の良しあしとは別のところで、読まれるべきときがある。本の語りが自分…
卒論書きあげてから頭が軽くて気持ちいい。下準備を始めたのが結果的に去年の夏からだから、1年と半年弱の重さか。だてじゃない。アフリカでしかできないこと(+できないこと)、日本(≒アフリカの外)でしかできないこと(+できないこと)と自分の設定し…
感覚的におちるというのは大事なことだと思う。ひとりの他者はいわずもがな自分のことすら分からないんだから(それと「分かろうとしない」ことはべつだけど)。もう別段何らかの説明図式のようなものに憧れをおぼえない。ただ、不可知の立場からはもう半歩…
峠で初雪。その後、いろいろあって後輩の尻を蹴りあげたら尾骶骨が意外としっかりしてて、足の甲をいためた。くそだわけ。
「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤 (講談社現代新書)作者: 下條信輔出版社/メーカー: 講談社発売日: 1999/02/19メディア: 新書購入: 21人 クリック: 90回この商品を含むブログ (58件) を見る錯誤という現象は視点をミクロに落としこんでいくこと…
ムンバイは中心部の街並みがイギリス式なのか辛気臭く落ちついていて、それが妙に土地に馴染んでエキゾティックなムードを醸しだしていた。時間があったので何日もそこらじゅうを歩き回った。子どもが道端でクリケットやってて国柄を思った。インド門をスケ…
チャリこいでるときにうえを見上げてみると星と薄闇がいたたまれない配置であって、なんとなく「ちきゅうのばかやろう」と叫んでみたら案外すがすがしかったのだけど、前を向きなおった数秒後に警官が側道からぬっとでてきて、車体番号やらなんやら訊かれた…
いたい。それでも天に唾する。
「売れない漫画家だって、マンガは描かないとでしょ?」感心してどうする、と自分に言いきかせる。いろいろ考えを巡らせるのは好きだけど、つきつめて言うと考えるということを信じていないのかしら。や、頭わるいのもあるけど、行為そのものとして。そんな…
「した」から書くと真中までは届くけど「うえ」には行きつかない。かといって「うえ」から行くと「した」との関連が?になる。じゃあってことで「うえ」と「した」から攻めてみるとデカップリングおこして潰れ。うえぇ。
言葉もコミュニケーション・ツールのひとつだった、そうだった。物忘れが激しい。
目にとまって、ぐっときたので。多少長いけど。 Uganda, Rwanda To Sign Pact New Vision, 2nd April, 2004By Ronald Kalyango Dr. Khiddu Makubuya, the education minister and Prof. Romain Murenzi, his Rwandan counterpart, have reiterated their com…
夢抱かせることですね、歌わないだけのこと。そこでだけはつながってる、たぶん。グチんな黙れ、か。
「外気のなかに連れ出されて、私の思考は、新しい風に当たって生気を取り戻すのを感じた。山のなかに解き放たれた都会人のように、私は広々とした空間に陶酔し、そしてそのあいだにも、私の目は眩しさをこらえながら、私を取り巻く対象の豊かさと多様性を測…
昼夜逆転、生活のリズムが奇妙な落としどころを見いだした。 明け方、コンビニで菓子パンとコーヒーを買って鴨川でもそもそ食べる。ときどきおじさんたちに混じってウォーキングしてみたり。早朝の鴨川はラジオ体操のにおいがする。壊死しそうな私の足、朝露…
若者は窓枠に仁王立ちになり、あほをさんざん焚きつけた。あほはあっさりと挑発にのった。まだ火を赤くはらんでいる木炭を苦労して掻き分けると、それを手に駆け寄ってゆき、若者向かって思い切り投げつけた。若者は体をねじってこれを避けた。早速「はずし…
イグノーベル賞というのは目標としてどうなんだろうか?まぁいいや。
「なんで人生もっと大切にしないんですか?」 挑発でいい、でももっと優しく言ってほしかった。それはともかく後輩にまでそういうふうに思われるようになったのかと、そこに驚く。自分より上の代の人たちにはありがちな人間の行うありがちな選択にしか映らな…
「ここではないどこかへ」に縋ることができるほど若くはないし、そもそも根本的にそうするにはこれまで実体験として多くのものを見すぎてきた。結果論だけど。目的と、自分に許された(?)時間とのかねあいなのでしょうかせいしゅんとは。ああくそだわけ。
時間から逃れるために本を読む、空間に縛られないために旅をする。カモメがくる。
「手紙」をすすめられる。すすめてくれた人はいつだったか、目をきらきらさせてクラッカー(ハッカーではなく)になりたいと言ってその魅力を訥々と語ってくれた。15のときにしか聴けないものがある。
脳がストライキかけてくる。しじゅう眠い。
ジャズフェスティバル@門真。コンテンポラリーには妙な抵抗があったところだけど、そのぶん新鮮に楽しめた。 野外ステージで、バンドのすぐ真横になぜかひとつだけパイプ椅子が置いてあって、そこによぼよぼの婆さんがひとりちょこんと座っていた。観客席の…
文章の好悪が激しくなっている。ひどいと読めない(読まない)。自分でも基準がよくつかめないけど、表現のしかたとか漢字の使用頻度(古めの文章なら構わない、むしろ好きなのに)から臭ってくる。風邪か。英語の唯一良いのは漢字を使わないところですね。
最近読んでこころ温まったちょっと前(つっても10年くらい)の論文と、全体の構成はともかくそれを書くにいたった問題提起のしかたから指摘された課題点、はてはレコメンデーションまで大筋で一致しているものを海外の雑誌で目にして(というか掘り出して)…
コツコツとつみあげていくのはさほど難しいことではない。センスが問われるのはそこではなく、むしろ、閾値を越えたことにできるだけ早く変化に気付き、対処することだと思う。早いに越したことはないというのが自論だけど、感覚的にそう思うだけで別段根拠…
「君はね、自分が伝えたいというおもいが強すぎるんだと思う。相手に気づいてほしいことがあって、それをくみとって、『わかってます』と伝えてあげえるのもコミュニケーションなんだよ。」初対面のひとに言われたのは相当です。
先輩がニュージーランド行ったった。「いいですね、行きたい」と言うと一蹴された。「お前そんなんじゃないじゃん」。そんな。どこでもいいからどこかに行きたい。できればどこでもない(これからもそうありつづける)ところへ。そんで帰ってきたときにはな…
過度にものごとを単純化するくらいなら、手頃なファクターとファクターをつなぎ合わせてそれっぽい切絵をこさえるくらいなら、いっそのこと現実はただ無秩序のままにしておけばいい。だからといって無秩序をあるがままに頭のなかに抱えこんでおけるほど強い…