2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

And the need of a world of men for me

開けはなした扉から、幸運にも訪ねてくれるひとがある。私のほうから戸口で待つことはなく、彼らが入ってくるのを立ち上がって迎えると、椅子を勧めて自分もまたすぐに腰をおろす。沈黙を分かちあい、ときおりぼそぼそと言葉を交わす。そこにいる時間はひと…

そして悲しくうたふもの

隣人の夫婦喧嘩に誘われた朝だった。おじさんのほうはかなりきているようで、外にでてがなりちらすのが窓から差しこんできた。うつつ半ばで沈みこんでいく、懐かしい感覚。メタがエゴ喰う。あの子もそうして布団をひっかむりながら、耳だけは静かにそばだて…

So what?

「(中略)こういうことやろうと思うんですけど。」 間。 「そういう困ったことをするのは、あなたで3人目です。」

speaking words of wisdom

コルカタ市街にあるとあるヒンドゥー寺院に供物にする山羊の首切りを見物できるところがあって、観光客がじりじりと暑いなかショーが始まるのを今か今かと待っているところへ引っぱりだされてきた山羊、見ていて気の毒なほど気が張っていた。周囲の興奮を感…

マリー・ローランサンか

八経、弥山、あと前鬼。いちいち名前がかっこいい。大峰いきたい。大峰いこう。なんでもいいから解放されたい。

真実は素粒子に似ている

恩師から受けた唯一の警告は一昨年に言われた「セイジは含めるなよ」で、長いことや、それはムリでしょとそれくらいにしか受けとめていなかった。今にして思う(ときに牙むく)、あれは慧眼。そこつっこんだら書けん。坂口安吾か誰かが書いてたけど、教訓に…

度を越えた善は悪

ひとりビールだけはしなかったんだけど。凡人になった。

そういうものに私はなりたい

カロリーメイト4本でいいよ。

Suicide is painless

舌のゆるい自分には、うまいビールがあるんじゃなくて、うまいビールにするもんなんだ。とマントラ唱えつづけた昼さがり。「なにやってんすか」でも「あほか」でもなく「ずるいなぁ」と言われ、ひだまりの猫のようななんともいえない居心地だった。

土を知れ 階段はひろく

運とか縁とかって、説明図式としては確かに便利だけど、そこにすべてを放り込んだらシンポがない。いやぁ、今日は楽しかった。会えてよかったです。それでいいじゃん。

現実逃避の砂糖は少々

あつかった(共感。リアリティと共同体意識)。

然に非ず 此れを有閑と云ふ

塞翁もびっくり。Life goes on.

ocean child

石橋を渡るまえに、叩いて叩いて跡形なくなるまで叩きつくして、せいせいとした矢先にはっとする。

Cuz the afternoon’s already come and gone

まるい、できれば真円の、それでいて重なることのない文章だけがいい。ということを最近考えていたら、次元をいじくってくれたひとがいて難しくなった。

化粧の天使達

寒がりな自分だけど、もう袖をまくるほどでない。それだけで眼に風がいたい。

Hello darkness, my old friend

祖父が山に登りたいと言いだした。○○を上から眺めたい、と。その人は頭山のような顔で身体もずんぐりしており、ほんとうの祖父ではなかったけれど、どうしてか祖父以上に血の親しみを感じた。祖父はいきなり走り始めた。それを追ううちに、自分が故郷の目抜…

Too Little, Too Late

チョココロネの食べ方にも哲学がある。小一時間議論したけど意見はまとまらず、検討を重ねるうちにくしゃくしゃになってしまい、結局、「なにも考えずふつうに食ったほうがうまい」。

A bout de souffle

ある種の人々が知らない土地に行くと必ず大衆酒場に行くように、またある種の人々が知らない土地に行くと必ず女と寝るように、僕は知らない土地に行くと必ず走る。「走りごこち」という基準によって、はじめて理解できるものも世の中にはあるのだ。 村上 春…

I know I don’t belong here in heaven

法然院道にでた。ところどころに山椿の赤い花が落ちていて、場違いなあざやかさだった。新緑の山中で、不気味ですらあった。一首拾い上げて嗅いでみると、むかし隣家に住んでいたおばあちゃんが思い出された(萎れた花の香るひとだった)。 花は、哲学の道か…

アッラー・バチャエセ

あほが加速する。あらかじめごめんなさい。

Bye, insha’Allah

昨日は悲しみを受けいれようとカバンと、あまつさえケーキまで買ったのに、そうでもなかったうえに杞憂に終わった(「意外と調子いいんだな」)。ニンニクは好きだけど、ニンニクは嫌いです。そう言えたらどれだけ楽か。

いつぞやの烏

この2〜3年の間さき延ばしにし続けてきた宿題に手をつけ始めた。来週には提出しなければならない。まだ漠然としている。いったい今まで何をしてきたのだろう。歯のない婆さんは「うまいなぁ、なんぼでも食えるわ」と言いながら鍋をすすった。ビールもねだ…

simplifying, simplifying.

サクラやらセイヨウなんたらやらが花やいでいる河川敷で、泰然と無骨さを貫いているあなたはすてきです。

踏み迷いの俗人

同じことなら、自分らしく散ろうと思った。てかTINA。

地震の含意

やっぱり傘は億劫だ。