I know I don’t belong here in heaven

法然院道にでた。ところどころに山椿の赤い花が落ちていて、場違いなあざやかさだった。新緑の山中で、不気味ですらあった。一首拾い上げて嗅いでみると、むかし隣家に住んでいたおばあちゃんが思い出された(萎れた花の香るひとだった)。
花は、哲学の道から少し逸れたところにある桜に接いでおいた。何人がシャッターをきっただろう。