A bout de souffle

ある種の人々が知らない土地に行くと必ず大衆酒場に行くように、またある種の人々が知らない土地に行くと必ず女と寝るように、僕は知らない土地に行くと必ず走る。「走りごこち」という基準によって、はじめて理解できるものも世の中にはあるのだ。
                          村上 春樹 (『遠い太鼓』より)


サドルのうえからはどう見えるか、そこだけは忘れないようにしたい。