everything else is just borrowed

Pessimism of the intellect, optimism of the will.
高校のときに読んだ雑誌のなかで、誰か誰でもないひとが「好きな言葉」に挙げていて印象的だった。グラムシだったのか。本には内容の良しあしとは別のところで、読まれるべきときがある。本の語りが自分のなかのテンポラリーな問題意識や興味の方向とかみ合うとき、それを出会いと呼ぶのだろう。マリノフスキー日記は旅の小脇に抱える本、そのときまで閉じておこう。